新着アイテム

人気ワード

    メインビジュアル メインビジュアル

    TAMAGAWA Special Days(7/17<金>~7/20<月>)はじまるよ!

    2026.07.07

    おまたせしました! 半期に一度の二子玉川店のお祭りです。通常はお取り扱いのいこの期間の限定のSALEの商品も入荷します。ぜひご来場くださいませ。

    スナップ画像にはSALEのお品も掲載されていますのでぜひご覧になってみてくださいませ!(一部SALEのお品が売り切れの際はご容赦くださいませ)

    世界初のSALEの百貨店を舞台にした文学作品

    この小説に登場する「ボヌール・デ・ダム百貨店」の主なモデルとなったのは、パリに実在する世界最初の百貨店「ボン・マルシェ(Le Bon Marché)」です。パリを訪れた方は立ち寄るスポットのひとつですね。 そういえば今はヨーロッパを襲っているΩ高気圧の影響でパリも40度以上の酷暑。フランスの報道局TV5モンドで家電量販店では扇風機の争奪戦の光景が報道されており「人生ではじめて扇風機を買いました!」というパワーワードも出てきました。パリは特に景観が厳しく管理されていて室外機が取り付けられないんです。もし付けるとしてもアパート住民の全員の合意が必要なので、もし勝手につけたら通報されます。


    ​さてこの作品のモデルとなるボン・マルシェとその創業者であるアリスティッド・ブシコーは、近代的な小売ビジネスのシステムを次々と生み出しました。その革新的な試みの中に、世界初とされる「バーゲンセール(定期的・組織的な値引き販売)」や「売れ残り商品の処分セール」が作品に描かれています。エミール・ゾラが丹念に取材した現場の空気感が溢れる素敵な作品です。

    創業者のムーレが、女性たちの購買意欲をそそるために、あえて商品を乱雑に美しく積み上げさせ、セールの舞台を演出する場面です。

    活気あふれる当時の百貨店が生き生きと描かれています。

     陳列の仕方

    ​「すべてを、ごちゃごちゃに積み上げるんだ。……品物を掴み出すのに、手探りしなければならないようにするんだよ。そうすれば、客はどれほど品数が多いか、心底圧倒されるからね」
    (第9章より、大売出しの陳列を指示するムーレの言葉)


    ​セール開始、押し寄せる群衆の熱狂

    ​大売り出しの幕が上がり、バーゲン会場へと女性たちが吸い込まれていく、押し寄せる波のような群衆の描写です。
    ​「それは、まるで堤防が決壊したかのような、すさまじい女たちの奔流だった。彼女たちは、めいめいが獲物を求めて、セール(売出し)の売り場へと突進していった。……売り場はすでに、熱気と興奮に包まれた戦場のようになっていた」
    (第9章、白物大売出しの場面より)


    値下げされた絹織物への「欲望の爆発」

    ​目玉商品として破格の安さで提供された絹織物(シルク)の売り場に、女性たちが群がる生々しい熱狂の描写です。
    ​「女たちは皆、青ざめ、眼を輝かせながら、その絹織物に触れていた。それは、彼女たちの虚栄心を刺激する、ほとんど肉体的な欲望のようだった。……あまりの安さに、誰もが理性を失い、必要のないものでさえ、ただ『安いから』という理由だけで貪り狂うように買い求めていた」
    (第4章、最初の売出しの場面より)


    二子玉川店でのこのTAMAGAWA Special Daysもこんなすてきな光景が見られそうですね!
    皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

    *TAMAGAWA Special Days前日の7月16日(木)は営業時間が変更になります。
    専門店(物販・サービス店舗)、百貨店 10:00 ~ 19:00
    専門店(レストラン)11:00 ~ 20:00

    ※一部店舗は上記と異なる場合がございます。

    【二子玉川ブログ執筆】 戒田 格(かいだ いたる) 横浜在住。学習院大学大学院フランス文学博士前期修了。専門は19世紀に活躍した詩人のロートレアモンです。一見、ファッションとは対極にあるような文学の世界ですが、そこにある『強い意志』や『美への執着』は、私が店頭でご紹介する一点一点の商品にも通じていると現場で日々感じています。 休日はフランス15世紀の発祥のマルセイユ版のタロット占いと研究をしています。 (二子玉川店7年目)

    PICK UP