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    竹内 義郎個展 appearance 「あなたが視ているところのもの」|Otherwise Gallery



    appearance 「あなたが視ているところのもの」

    竹内 義郎 Yoshiro Takeuchi
    2024年7月12日(金) - 8月10日(土)

    Opening reception
    2024年7月12日(金)18:00 - 20:00


    Otherwise Galleryより、弊廊では2015年以来9年ぶりとなる竹内義郎の個展「appearance」開催のご案内を申し上げます。
    絵画を鑑賞する際、多くの人は作品の出自を探り、画面から何かしらの答えを求めようとします。しかし、竹内の作品の前では、限られた色数とシンプルな構図により、絶対的な像として対峙することになります。宗教や文様の様式美を感じさせる一方で、自然が作り出す美しさも思わせますが、そういった印象から答えを導くことはできません。なぜなら、彼の作品は何かを伝えるための媒体ではなく、見い出すための装置だからです。
    竹内の描くイメージは、そのイメージ以上の何ものでもなく、寡黙な印象を与えます。見る者に対して物質としての存在を見つめることを要求し、思考の最終着地点ではなく、作品を通じて「至るべき地点」への出発点や問いかけとして機能します。この姿勢こそ、饒舌で刹那的なイメージが溢れる現代において、絵画が示せる可能性を秘めているのかもしれません。
    絵画の本質を示しているとも言える竹内の新作展、この機会にぜひご高覧ください。

    Artist Statement

    あなたが視ているところのもの、私が描いたものは絵画という形式のうちに今此処に確かに在るのだけれど、私はこれらの作品のかつての不在を知っている。
    眼の前にある作品の不在を知っているのは作り手だけである。
    作られることも、視られるはずもなかったもの。それらは不在の可能性のうちに像としての身分を証しようとしている。今視ているという事実と視られるはずもなかったという仮定の狭間に存在するもの。おそらくその帰属や出自を問いかけているのは作り手ではなく眼前の像そのものかもしれない。

    不可視であるからこその像への希求。
    現出への待機。
    視線を誘発する物質としての実体。
    像の到来はいつも唐突なものだから
    その顕れはいつも当惑を伴って訪れる。

    appearance / 現出・見かけ
    存在を願うことは不在を想うことに等しい。
    顕れようとするものの不在を引き寄せその前に佇む時、
    私たちの「視る」は「観る」に変わることができるのだろうか。

    -竹内 義郎

     

    竹内 義郎 Yoshiro Takeuchi
    1960  秋田県生まれ
    1984  武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業

    個展
    2023  TARA Salon Ginza /東京 「watercolors」
    2022  +Y Gallery/大阪  「ヴィジョンの末裔」 
    2018  +Y Gallery/大阪  「visions」 
    2015   なびす画廊/東京
      hpgrpGALLERY TOKYO/東京
    2012   hpgrpGALLERY TOKYO/東京
    2011   なびす画廊/東京
    2010   hpgrpGALLERY TOKYO/東京
    2009   ギャラリー惺/東京
    2007   なびす画廊/東京
    2004   なびす画廊/東京  
    2002   なびす画廊/東京
    2000  ギャラリー・アート・ポイント/東京
    1999   なびす画廊/東京
    1996   なびす画廊/東京
    1993  なびす画廊 NICAF YOKOHAMA`93/横浜
          新世代への視点・10画廊からの発言  なびす画廊/東京
    1992  なびす画廊/東京
    1989  かねこあーとG1/東京
    1987  ギャラリー葉 /東京
    1985  ギャラリー葉/東京



    グループ展その他
    2023  「紙の上の思考 Ⅸ」 Gallery惺SATORU /東京
    2021  「版画天国Ⅴ」 ギャラリーSIACCA /東京
    2021  一陽来復 (パークホテル東京) hpgrp GALLERY TOKYO /東京
    2019  AⅰPHT 2019(パークホテル東京) +Y Gallery/大阪  より
    2018  AⅰPHT 2018(パークホテル東京) +Y Gallery/大阪  より
    2018   グループ展「13人の油絵」 +Y Gallery/大阪
    2017   ART NAGOYA  +Y Gallery(大阪)より
    2016 「90‘展 終末と反復」 +Yギャラリー/大坂
    2014  「春のおくりもの」 なびす画廊 /東京
         大邱アートフェア2014/大邱  hpgrpGALLERY TOKYO
         シンガポールアートフェア/シンガポール  hpgrpGALLERY TOKYO
    2012   GALLERIST MEETING X SOMEWHERE 『非日常のライフスタイル』 ヒカリエ/東京渋谷
    2011   マンシーズアートナイト  hpgrpGALLERY TOKYO/東京
    2010  「無題-絵画-」  hpgrpGALLERY TOKYO/東京
         「FLOWERS~To the way of the wildflower」 ギャラリー惺/東京
         アジアトップギャラリーホテルアートフェア /香港    hpgrpGALLERY TOKYO
         アートフェア京都  /  ホテルモントレ京都    hpgrpGALLERY TOKYO
    2009  「DE MYSTICA第2回展-"アート"全盛期における"美術"-」 なびす画廊/東京
    2008  「DE MYSTICA~召命~」 ギャラリーアート・ポイント/東京
    2007   ヘイリ・アジア・プロジェクト2 日本現代芸術祭(ヘイリアートヴァレー,坡州市、韓国)
    2000  「春のおくりもの」 なびす画廊/東京
    1995  VOCA展 95 上野の森美術館/東京
         第30回今日の作家展「洋上の宇宙」横浜市民ギャラリー/横浜
         絵画考「器と物差し」 水戸芸術館現代美術センター/茨城
    1985  4人展 埼玉県立美術館一般展示室/埼玉
    1994  第8回インドトリエンナーレ ニューデリー/インド
    1993  なんなら反ロダン主義 ギャラリー16/京都
         金曜日のまれびとたち・その3 なびす画廊/東京
    1992  第11回平行芸術展・全面展開期の絵画- I 小原流会館/東京
         MTMコレクション展TEMPVS VICTUM 小原流会館/東京
    1990  「大友洋司・竹内義郎」展 なびす画廊/東京
         第9回平行芸術展・既視感の食卓 小原流会館/東京
    開催店舗
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