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    H.P.FRANCE BUYER’S JOURNAL ― GALICIA・Part1 Mika Okubo

    2026.09.26

    Galicia|Part 1 ものづくりの現場へ
    H.P.FRANCE バイヤー Mikaより、ガリシアでの出張のひとコマが届きました。

    Chapter 1: スペイン・ガリシアへ

    D-dueの買い付けのため、スペイン・ガリシアへ。

    ガリシアはスペイン北西部に位置する地域です。なかでもサンティアゴ・デ・コンポステーラは巡礼地として有名で、毎度訪れるスポット。今回も足を運びました。
    夜22時を過ぎても明るい夏の季節は、夜遅くまで巡礼者や観光客、地元の方でにぎわっています。

    Chapter 2: D-dueのアトリエへ

    左からデザイナーのアルフレド、チャロ、アシスタントのチェマ、ホルヘ。

    1年ぶりに訪れたガリシアでは、ブランドのスタッフの皆さんがいつも温かく迎えてくださいます。

    スタジオのメンバーは総勢30名ほど。さまざまな世代のスタッフが働く、アットホームなアトリエです。地元の方も働いており、地域の雇用にも貢献しています。

    アトリエはチャロの弟で建築家のホセによるデザイン。洗練されたモダンな外観から中に入ると、歴代のコレクションテーマのアイデアソースが数多く展示されている、美術館のような空間です。

    Chapter 3: 2027SSコレクションのビジョン

    毎朝、アトリエに到着すると朝食を囲みながらミーティングを行い、その日のスケジュールなどを話し合います。

    さりげない食器やテーブルクロス、フルーツやチーズなど、シンプルながらも洗練されており、毎度感動する食卓です。

    初日の朝のミーティング後は、27SSコレクションについてデザイナーからお話を伺いました。

    27SSコレクションのテーマは「Berry」。

    あふれるアイデアを日記のように書き留めたスケッチブックを見せていただきながら、コレクションの制作背景を伺いました。

    とても素敵なコレクションを準備しております。2026年12月より順次入荷予定なので、ぜひお楽しみに。

    また、27SSコレクションはスペイン南西部のCadizという街でショーを行いました。ショーは「Berry」とは異なり、ガリシアの自然から着想した「IN BLUE」「IN BLACK」という、青と黒をテーマにした内容でした。

    時間や季節とともに移り変わる海や空の青をテーマにした「IN BLUE」。
    そして、ガリシア内陸部に住む女性をテーマにした「IN BLACK」。
    ショーの時間に日が暮れることで空の色が移り変わり、テーマが分かりやすく表現されていました。
    Cadizコレクションも一部入荷予定です。


    Chapter 4: アトリエや工場を見学

    その後はアトリエや工場を見学。

    1年ぶりに再会したスタッフの皆さんとも、再会を喜び合いました。

    若手と熟練メンバーがバランスよくチームを支え、デジタル技術と経験を生かした手仕事が共存する、ものづくりの現場に触れることができました。

    若手スタッフが3D技術を生かし、その場でパターンを仕上げていました。

    スペイン滞在中にすべてのコレクションを試着し、日本のお客様に向けて写真で記録し、デザインの修正を行います。

    大きな縫製工場では、地元の女性たちが裁断を行っていました。

    アトリエの様子


    Chapter 5: 「IN BLUE」と「IN BLACK」― 風土から生まれる色

    ガリシアを訪れる目的は、買い付けだけではありません。この土地の文化に触れることも、大切な時間となっています。

    Cadizでのショーにも登場した「IN BLUE」は海沿いの海と空の色、「IN BLACK」は内陸で暮らす女性たちの装いからインスピレーションを受けています。

    アトリエにも美しくディスプレイされていました。


    Chapter 6: ガリシアの空気を感じて ― バイヤー Mikaが受け取ったもの

    チームの皆さんとの食事や、日が長いガリシアの夕方に海や内陸の景色を案内していただく時間も、今回の滞在の大切なひととき。

    コレクションが生まれる背景を肌で感じる、貴重な経験となりました。

    リアス式海岸の豊かな漁港で取れた新鮮な海産物を使った料理はどれも絶品でした。

    港のすぐ横のレストラン。景色も絶景でした。


    2026 AUTUMN WINTER COLLECTION 「BABY BOX」

    2026 A/W Collection 「BABY BOX」

    Card Box(段ボール・ブックス)から
    魔法のように湧き出るアイデアたち。

    アルフレドのイラストや洋服のディテールに、D-dueの世界(宇宙)を詰め込んだコレクション。

    ―――

    「箱」が象徴するのは、人や家族、その内面。
    D-dueのソースであるガリシアの自然、人、ウサギやキノコなど、身の回りのモチーフ。
    そこから影響を受けた思考や創造のプロセスを、ぜひ肌で感じてください。

    About D-due

    スペイン北西部、ガリシア地方を拠点とする老舗ドレスメーカー発祥のブランド。デザイナーのロサリオ・フロハンとアルフレド・オルメドを中心に、職人たちが大自然に囲まれたアトリエで日々ものづくりを行っています。オートクチュールのように細部までこだわったデザイン、アートのようなテキスタイル、緻密なパターンメイキングによる着心地のよさがD-dueの魅力。ブランド名は「ダブルミーニング(二重の意味)」を示し、ひとつの視点にとどまらない自由な発想から、毎シーズン豊かなストーリー性のある服を紡ぎ出しています。


    D-due 2026秋冬 “BABY BOX”

    PICK UP